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2009年 06月 11日
土曜ドラマの“犯罪”に大丈夫?
話題性作り先行の土曜ドラマは、初回こそ24%あって「やっぱり!」の印象も強かったけど、
2回目になって20%、先週の3回目は16%とアベレージヒッターから、不調の域に落々に。

まぁ、ワンパターンのキャラに落胆、事件の解決法に「えっ!」こんあんでええの」の落着に、
犯人が分かりきっているので、サスペンスの盛り上がりもなくオチがねぇー


アメリカの犯罪ドラマのブームを受けての「CSI:科学捜査班」のコピーかな、と思っていたら、
体裁だけは予算がかかり、CG使ってハデに見せてはいるけど、コピーはコピーで
そこに新しさも斬新さもないのがTBSか?

DVDで発売の「ロー&オーダー」にしても、「CSI」なんかはスピンオフが3作も作られていても、
やはり事件そのものを旨く料理にしてさばいていることにつきるのです。


1話で市川海老蔵の対決は見事にはぐらさせ、2話の小雪も手品で解決し、3話はあの米沢守
でも見抜けるトリックに、「相棒」のような2転3転のカラクリが見えない物語の薄っぺらさはアゼン。

それに音楽は、その前の医者もの、救助隊ものの使いまわしと思えるのは、ワタシメだけ???

その中で水嶋ヒロの存在がかろうじての光かもで、5月に見た映画『ドロップ』でもキレル凄さに
圧倒されまくりでした。

映画は品川ヒロシの原作、脚本、監督で、マンガ本は400万部を売りつくしたヒット作で、
映画もつい最近までロングランを続けていたので大ヒットでした。

これがほんとぶったまげのリアル・ファイトと笑いも少々入れて絶妙な不良少年映画になっていて、
これは小栗旬の『クローズZEROⅡ』とともに上半期のベスト映画です。

その凶暴な中学生演じる水嶋ヒロが、今までフジテレビでしか知らなかったイケメンを捨てて、
リアリティに徹した魅力ある不良をやっていたことに、意外な俳優だなぁーの顔でした

テレビでこんなリアルな水嶋ヒロの刑事キャラと、事件の面白さで見せる犯罪ドラマがあれば、
わざわざ話題性だけの人を持って、予算も無駄にかけずにいいドラマが出来そうですけど・・・

by masoon3go | 2009-06-11 09:40 | MOVIE


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